住まいづくりで誰もが気になることをまとめました。
考え方のポイントなど、ご参考下さい

 

Q.01
住まいづくりの準備はいつから始めればいいの?
早いに越したことは有りませんが、目安として建設地がある場合で、勉強や検討6ヶ月・プランニング、申請4ヶ月・工事4ヶ月 最低でも1年以上は必要です。入園・入学など期限がある場合は、逆算して早めに動き出しましょう。
特に3月引渡は工事が集中しますので、工事の品質を含め注意しましょう。
Q.02
住まいづくりは何から始めればいいの?

まずは住宅やインテリアの雑誌やインターネットなどから情報を集めたり、家を建てられたお友達にヒアリングしたりして、大まかな「我家の住まい」のイメージを家族で話し合ってつくりましょう。
こんな感じのデザインがいいとか、こんな空間が欲しいとかのレベルで構いません。家族みんなで住まいづくりを共有することが大事です。

café ELFにも沢山の建築関係の書籍や住宅関係の雑誌などがありますので是非ご活用ください。

Q.03
住宅展示場やモデルルームに行ってもいいの?

どんな家が欲しいのか、どのくらいの費用負担が出来るのかなど、ある程度家族ですまいづくりの考えが纏まった段階までお勧めしません。
住宅展示場やモデルルームは自動車で言うとレクサスとかクラウンの高級グレードしか展示してありません。広くて、良い物を使ってあって、誰でもこの家が欲しくなるようなすてきなお家ばかりです。

でもそんなお家をつくることの出来る人は限られています。
モデルルームでは、空間の作り方や耐震・断熱などの工法などと言った、会社の特徴をしっかり見て下さい。設備機器・素材やデザインは多種多様に変更出来るので、参考までにと割り切って見た方が得策です。

Q.04
土地選びは何を注意したらいいの?

土地選びは場所とかローケーションだけで決めてしまうと危険です。
日影規制や用途規制などの法規制や地盤状況・下水道やガスなどの公共設備などその土地の持っているポテンシャルを見極めましょう。

法規制で思った大きさの住宅が建てられない事や、地盤補強や擁壁工事で想定外の出費が必要になる場合あります。
また一概には言えませんが、長野ですと土地の購入費は全体予算の1/3以下が目安となります。

Q.05
資金計画はどこに注意したらいいの?

いくら借りられるかでなく、いくら返せるかで住宅ローンを組みましょう。
住宅ローンシミュレーションでなく、お子さんの教育資金や老後の蓄えも考慮してライフコストシミュレーションで検討されることをお勧めします。

建設後に新たに発生する固定資産税や今後の修繕積立金などに注意しましょう。

ローン選びはまずお給料口座のある銀行に聞いて見ること。お付き合いが深いほど金利の優遇を受けられる事もあります。

表面金利だけでなく、ローン手数料や保証料などを含めた実質金利を確かめましょう。

Q.06
パートナー選びの注意点は?

凝ったデザインの住宅が欲しいのであれば     設計事務所
信頼と安心が欲しいのであれば          ハウスメーカー
とにかく安く家が欲しいのであれば        大手ビルダー
特徴がある家づくりがしたいのであれば      地元工務店

人それぞれ夢や希望や考え方が違えばパートナーも違ってきます。

まず、大事なことは「どんな住まいづくりをしたいのか」をはっきりさせる事。そして家族の希望「第一番」を満足させてくれるパートナーを選ぶことをお勧めします。

コンタクトを取る会社は2~3社までにしましょう。それ以上の目移りしてしまうのであれば、まだ「どんな住まいづくりをしたいのか」がはっきりしていない段階なのです。

Q.07
プランづくりの注意点は?

ああしたい、こうしたい、あれも欲しい、これも欲しい。住まいづくりの夢や希望は絶えません。しかしその夢や希望をすべて実現することは大変難しいことです。

そこでしないといけないことは、家族で話し合い、絶対に実現したい夢や希望を選んで順番を付けることです。

住まいづくりに妥協は絶対に必要です。しかしすべてを妥協してしまったら、満足のいく住まいづくりは出来ません。
他を犠牲にしてでも守りたい夢や希望を決めてください。
その夢や希望を実現するために必要な要素から決めていく。

これが重要です。

Q.08
見積金額が妥当なのかわからない?

一つとして同じものがないのが住宅。全く同じ建物であっても建てる場所や次期でコストは変わってきます。
正解がないのが住宅の金額なのです。

重要なのは見積のベースとなるプランを含めて納得して住まいづくりを任せられるかです。
見るのも嫌になるような難解な見積書。きちんと打ち合わせた内容が入っているか、選んだもので見積もられているか、しっかり目を通しましょう。

Q.09
工事が始まってからしなければいけないことは?

色決め、デザイン選定など決めなければいけないことが、次から次へと押し寄せてきます。

図面だけではイメージが掴みづらいので、建設中の実際の建物を見ながら打合せをされる事をお勧めします。
打合せを定期的に決めておき、次回の決定事項を宿題として、事前に説明してもらうと余裕を持って考えられます。

 

ここにあるQ&Aをご覧になったみなさん。
アドバイスお役に立ちましたか?

 住まいづくりは専門的なことや知らないことが溢れています。
住まいづくりを二度三度とされる方は希です。初めてなのですから知らなくて当然です。

ただ知らないままでは、満足いく「住まいづくり」は出来ません。
理解してきちんと判断できてこそ「住まいづくり」が楽しいモノになります。

不安なことや解らないことがあれば、自分たちだけで抱え込まず、是非ELFにご相談ください。